離婚及び年金分割に応じない相手方に毅然と対応した事例

依頼者の属性

70代女性(専業主婦)

別居の有無

別居中

主な争点

離婚,婚姻費用,財産分与,年金分割

弁護士の関与

調停・審判

解決結果

審判離婚,婚姻費用18万円

年金分割の請求すべき按分割合0.5審判

解決までの期間

17か月

解決のポイント

・依頼者は,相手方からの恫喝や暴力があることや,相手方の定年退職後に生活費をもらっていなかったことから,別居に踏み切りました。相手方と会いたくない気持ちもあり,離婚をどうすすめるべきか相談に来られました。

・婚姻費用,離婚,年金分割を求める調停を申し立てました。
争点を絞るため,婚姻費用及び離婚について成立させ,年金分割については別途審判を申し立てました。

・DVがあったため,相手方との接触は絶対にしないよう気を付けました。
また,相手方が年金分割に固執し,協議が中々進みませんでしたが,離婚を先行させることでなんとか年金分割もすることができました。
専業主婦(夫)であっても配偶者が厚生年金に加入している場合には,その分も加味した積み立てがなされています。
年金分割を行わない場合,正当な支給がなされません。本件では,正当な権利をきちんと取得することができ,良かったです。

送信完了

お問合せありがとうございました。

メッセージは無事送信されました。

年末年始の休業のお知らせ

当事務所は,2020年12月26日(土)~2021年1月3日(日)の期間を,年末年始のため休業とさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが,よろしくお願いいたします。

不貞相手に対する慰謝料請求及び妻との離婚を早期に解決した事例

依頼者の属性

30代男性

別居の有無

別居

主な争点

慰謝料,面会交流,離婚

弁護士の関与

交渉,調停,訴訟

解決結果

解決金20万円

慰謝料125万円

解決までの期間

8か月

解決のポイント

依頼者は,妻の不貞が発覚したので,妻に対して離婚請求を,不貞相手に対して慰謝料請求をしたいと思い相談に来られました。

離婚については,妻の代理人弁護士から離婚の請求があったので,交渉及び調停を行いました。その結果,離婚が成立し,財産分与として解決金20万円の支払いを受けました。
不貞相手に対して慰謝料を請求しましたが,相手方が応じないため,訴訟を提起し,慰謝料125万円で和解が成立しました。

不貞慰謝料については,交渉段階では,相手方に支払意思がありませんでしたが,訴訟の中で,支払いをしてもらうことができました。
離婚については,期日間に面会交流を行い,子の意思を確認したうえで,離婚条件について検討しました。早期の離婚を実現したことで,依頼者の負担を軽減することができました。

夫の不貞相手と慰謝料140万円で示談した事例

依頼者の属性

30代女性

別居の有無

同居中

主な争点

慰謝料

弁護士の関与

交渉

解決結果

解決金140万円

解決までの期間

7か月

解決のポイント

依頼者は,夫が不貞したため,不貞相手に対する慰謝料請求をしたいと考え相談に来られました。

不貞相手に損害賠償請求をしたところ,相手方も弁護士に依頼し,慰謝料の金額について交渉しました。最終的に解決金140万円で合意することができました。

相手方が事業主であったため,コロナの影響で金額交渉に苦慮しましたが,分割払いとし,協議で合意することができました。
訴訟の負担や回収可能性を考えると,交渉の合意に大いにメリットがありました。
相手方や社会情勢によっては,訴訟による解決が必ずしも良いわけではありません。柔軟な解決もできますので,まずはご相談ください。

ご相談の流れ

(1) お問い合わせください

 まずは,お電話またはホームページからお問合せください。
ホームページの予約フォームからお問合せいただいた場合は,当事務所からお電話させていただきます。※ご予約は,お電話でのみ承ります。
電話・メールでのご相談はお受けしていませんので,ご了承ください。

 

【電話番号】 0835-28-7228
【受付時間】 平日:9時~17時30分
〔webからの相談予約はこちら
※WEBからお問合せいただいた場合は,受付時間内に当事務所からお電話させていただきます。

 

(2) 相談受付をします

お電話で,相談の受付をさせていただきます。
その際,お名前や連絡先,事案の概要等を簡単にお伺いさせていただきます。
※秘密厳守ですので,ご協力をお願いいたします。

(3) 相談日の調整をします

相談受付終了後,日程を調整して,改めてお電話させていただきます。

弁護士とお客様のご都合が付けば,予約完了となります。

 

(4) 相談日当日

受付で,ご本人様確認をさせていただきますので,運転免許証や健康保険証などをご提示ください。

また,相談内容に関する資料がございましたら,ご持参ください。

 

(5) お見積り

相談の結果,依頼を希望されるお客様には,今後の弁護の方針と弁護士費用等を記載した見積書をお送りさせていただきます。
お見積りは無料です。
【電話番号】 0835-28-7228
【受付時間】 平日:9時~17時30分
〔webからの相談予約はこちら

子の引渡しは叶わなかったものの,毎月の宿泊を伴う面会交流の合意をした事案

依頼者の属性

30代女性(パート)

別居の有無

別居中

主な争点

子ども、離婚

弁護士の関与

交渉、調停・審判

解決結果

離婚成立(財産分与約75万円)

解決までの期間

1年6か月

解決のポイント

依頼者は,相手方及び相手方親族のDVにより,家を出て実家に帰りました。その際,子どもを連れて出られなかったため,子どものことや離婚について相談に来られました。

・監護者の指定・子の引渡し及び保全処分を行いました。依頼者と子との結びつきが強かったですが,子の環境を変えるべきではないと判断されました。
・離婚協議では,特に面会交流について協議しました。月1度の宿泊を伴う面会交流を合意することができました。(裁判所は現状を重視しました)。

・子を現在の環境から連れ出すことは難しいと感じました。
・面会交流も交渉の進め方次第では,裁判所で定められるものよりも,充実したものとすることができます。面会交流でお悩みの場合には,ご相談ください。

公正証書による離婚協議書を作成した事例

依頼者の属性

20代女性

別居の有無

別居中

主な争点

なし

弁護士の関与

離婚協議書の案文作成

公正証書作成の代理

解決結果

公正証書による離婚協議書の作成

解決までの期間

3か月

解決のポイント

離婚に際し,養育費や不動産ローンの支払い等に関する各条件について,公的な書類に残しておきたいと依頼されました。

ご本人様から条件を聞き取り,案文を作成しました。その後,作成時に必要な資料等を取寄せ,公正証書作成時には,当事務所の弁護士が公証役場へ出向き,ご本人様に代わって手続きを行いました。

双方が,子どもの将来を考えた内容の離婚協議書となりました。訴訟では判断されない細かい事項まで定めることができました。
住宅ローンについては,連帯債務,共有名義,であったため,負担や今後の処理について定めました。
事前に双方で内容について詰めることができていたため,充実した離婚協議書となりました。

早期解決&求償権を放棄させ,不貞慰謝料100万円を獲得した事例

依頼者の属性

40代男性(会社員)

別居の有無

主な争点

慰謝料

弁護士の関与

交渉

解決結果

慰謝料100万円

解決までの期間

1.5か月

解決のポイント

妻の不貞を疑って興信所に調査を依頼したところ,不貞が確認しました。離婚の予定はないが,不貞相手に慰謝料を請求したい。

相手方は弁護士に依頼し,不貞期間が短いこと,離婚をしていないとして,相当の減額を求めてきました。
当方は,訴訟となった場合の相場を踏まえつつ,慰謝料額について主張しました。また,本件は,離婚の予定がなかったため,求償権(相手方から配偶者に対して慰謝料の負担を求めること)の放棄を前提に交渉しました。

結果として,慰謝料100万円に加え,求償権を放棄する内容の和解で合意しました。
訴訟となった場合の相場を踏まえつつ,交渉をしたことで,早期解決することができました。
離婚の予定がなく,家計が同一の場合には,求償権の放棄を求め,後の争いを残さないことも重要です。

里帰り出産した際に夫に不倫され、離婚後に不倫相手から慰謝料を獲得した事例

依頼者の属性

20代女性(専業主婦)

別居の有無

別居中

主な争点

慰謝料

弁護士の関与

公正証書(離婚)作成

裁判外の交渉、訴訟

解決結果

裁判外の和解

(解決金100万円)

解決までの期間

2年4か月

解決のポイント

依頼者は,自身が出産後の里帰り中,夫の浮気を疑い,調査事務所に動静調査を依頼しました。その結果,夫が不貞相手の女性と自宅で半同棲状態にあることが判明したため,夫と離婚し,不貞相手に対して慰謝料請求をするため,相談に来られました。

夫とはご自身で交渉され,公正証書で離婚協議書を作成しました。なお,依頼者は別居後に九州のご実家に帰っていたため,公証人役場には当職が代理で出席しました。これ以降,(元)夫からは養育費の支払が継続しています。
その後,当職が代理人として不貞相手に対して慰謝料請求訴訟を提起しました。不貞相手は,訴訟でも頑なに不貞の事実を認めませんでしたが,判決直前に裁判外での和解が整い解決金が支払われました。

本件では調査事務所の報告書が大きかったです。不貞相手は断続的な宿泊を認めながら肉体関係を否定し(いわゆる「一線を超えていない」),徹底的に争ってきましたが,最終的には裁判官も認容の心証でした。
離婚する場合,夫の連帯責任を追及する場合が多いのですが,幼稚園(保育園)の入園等で離婚を先行させた方がよい場合もあります。ケースバイケースですので,弁護士にご相談ください。