相手方の過大請求に適切な反論をしたうえ,早期解決を実現した事例

依頼者の属性

30代男性(会社員)

別居の有無

別居中

主な争点

離婚婚姻費用

弁護士の関与

交渉、調停

解決結果

260万円の支払い

解決までの期間

4ヶ月

解決のポイント

(相談前)
依頼者は,受任前より離婚交渉の継続相談をされていましたが,依頼者が離婚調停を提起したことがきっかけで,相手方が弁護士に依頼・過大請求がなされているたとして,正式にご依頼いただきました。

(相談後)
相手方の請求内容は婚姻費用約100万円(過去分含む),慰謝料300万円及び財産分与であり,法的観点から反論を行い,選任後2回の調停で離婚が成立しました。

(弁護士からのコメント)
本件相手方の請求は,謂われのない女性関係に関する慰謝料や30代依頼者へ高額の退職金分与を求めるなど法的に問題がある点が多いものでしたが,最終的には早期離婚を優先し,上記内容での成立となりました。

慰謝料の二重取り?適正な賠償交渉を行った事例

依頼者の属性

40代女性(会社員)

別居の有無

同居中

主な争点

慰謝料

弁護士の関与

示談交渉

解決結果

150万円の支払い(350万円の減額)

解決までの期間

11ヶ月

解決のポイント

(相談前)
不貞の相手方配偶者からの慰謝料の請求(500万円)があったとして,当方にご依頼いただきました。しかし,相手方夫婦は既に離婚し,配偶者から多額の慰謝料を受領していることが判明しました。

(相談後)
不貞行為は共同不法行為であり,一方から慰謝料を受領している以上,他方への請求は認められないと反論し,受領している慰謝料を考慮し,150万円の解決金を提案。
当初は,上記提案を拒絶していましたが,最終的には,当方提案どおりの示談が成立しました。

不貞の慰謝料を請求しない合意は有効か?慰謝料額を減額して和解した事例

依頼者

40代女性

別居の有無

主な争点

慰謝料

弁護士の関与

訴訟

解決結果

解決金60万円

解決までの期間

6ヶ月

解決のポイント

◯相談前
依頼者は,一時期不貞関係にあった男性の元妻(相手方)から,慰謝料の請求を受けていました。対応について,何度かご相談いただくうち,相手方から慰謝料100万円を請求する訴訟を提起されたため,受任することになりました。

◯相談後
相手方は,訴訟提起前に,一度は慰謝料の請求はしないと話し,依頼者もそれに合意したことがあるため,相手方の主張自体を失当とする主張をしました。
依頼者が相手方の元夫と不貞関係にあった時期が,当方が当初主張していたものと異なっていたこともあり,60万円での和解に応じることになりました。

◯弁護士からのコメント
相手方の蒸し返しのような請求でしたが,当事者間の合意については,書面を交わさない限り,訴訟で認められるのは難しいと感じました。和解の金額としては,妥当な金額となりました。

不貞の代償は…。慰謝料請求や夫婦関係について寄り添った事例

依頼者

40代女性

別居の有無

主な争点

離婚,婚姻費用,慰謝料

弁護士の関与

調停,訴訟

解決結果

婚姻費用10万円(別居成立),

慰謝料200万円

解決までの期間

1年4ヶ月

解決のポイント

◯相談前
依頼者は,夫の不貞行為に悩まれて相談に来られました。

◯相談後
まず,不倫相手に対して,慰謝料請求訴訟を提起しましたが,相手方資力に問題があったため一部分割として和解しました。
依頼者は夫との離婚を決意しましたが,ひとまず別居を開始したうえで,婚姻費用として月10万円を支払ってもらうこととなりました。

◯弁護士からのコメント
不貞行為は夫婦間のみならず,お子さんなどその家族にも大きな影響を与える問題です。
本件では慰謝料請求しつつ,離婚は急がず夫から婚姻費用を支払ってもらい様子をみるという方針を取りました。

不倫相手への慰謝料請求。弁護士が間に入ることで,3ヶ月のスピード解決ができた事例

依頼者

30代女性

別居の有無

主な争点

慰謝料(300万円請求)

弁護士の関与

交渉

解決結果

慰謝料300万円

解決までの期間

3ヶ月

解決のポイント

◯相談前

依頼者は,夫の不倫をきっかけにご相談に来られ,弁護士のアドバイスをもとに,ご自身で協議離婚を成立されました。

その後,不倫相手に慰謝料を請求するため,再度ご相談に来られました。

◯相談後

弁護士が不倫相手と交渉したところ,肉体関係は否定したものの,責任は認め,慰謝料300万円の支払いで合意を得ました。

◯弁護士からのコメント

本件では相手方が請求に応じましたが,調査事務所の報告書がありましたので,任意の請求に応じなければ早期に訴訟を提起する予定でした。客観的証拠があることで自信を持って交渉でき,結果的にスピード解決に繋がることが多いように感じます。

相手方が不倫を認め,請求どおりの慰謝料が支払われた事例

依頼者

30代女性

別居の有無

主な争点

  慰謝料

弁護士の関与

示談交渉

解決結果

300万円

解決までの期間

1ヶ月

解決のポイント

◯相談前

依頼者は,夫の不倫の証拠をそろえて,不倫相手への慰謝料請求をしたいと相談に来られました。また,夫の不倫が初めてではなかったこともあり,離婚や別居,婚姻費用の請求についても相談を希望されていました。

◯相談後

依頼者は,相談後別居を開始しました。また,婚姻費用はご自身で請求を行うことになりました。

弁護士が,依頼者の代理人として,相手方に対し慰謝料300万円を請求する内容の文書を送付しました。

相手方はすぐに不倫を認め,当方が請求したとおりの慰謝料を支払い,依頼者と夫との接触を絶つという条件で示談しました。

◯弁護士からのコメント
本件では相手方が直ぐに請求に応じましたが,調査事務所の報告書がありましたので,任意の請求に応じなければ早期に訴訟を提起する予定でした。客観的証拠があることで自信を持って交渉でき,結果的にスピード解決に繋がることが多いように感じます。

不倫相手が責任をとろうとしない…訴訟により和解金170万円の支払いを受けられた事例

依頼者

40代男性(会社員)

別居の有無

別居

主な争点

  慰謝料

弁護士の関与

交渉,訴訟

解決結果

170万円(和解金)

解決までの期間

1年6ヶ月

解決のポイント

◯相談前
依頼者は,妻の不貞発覚後,相手方が謝罪し交際をやめると誓約したことから,夫婦関係の修復を優先し,慰謝料請求はしませんでした。
しかし,相手方は再度の不貞を行い,依頼者からの連絡にも誠意のない返答を続ける状況でした。

◯相談後
相手方も代理人を選任し,交渉を行いましたが,それでもなお相手方は責任逃れを続けたため,訴訟を提起しました。
訴訟においては,依頼者から従前の経過について詳細な聞き取りを行い,賠償を求めました。その結果,相手方が和解金170万円の支払いをする内容で和解しました。

◯弁護士からのコメント
本件は不貞行為が明らかケースでしたが,このような場合でも相手方からの反論があるのが通常です。これまでの夫婦関係を綿密に主張立証することで,適正な賠償を実現する必要があります。

不倫の責任はいくらか。弁護士の交渉により慰謝料増額して示談を行った事例

依頼者の属性

30代女性(主婦)

別居の有無

同居

主な争点

  慰謝料

弁護士の関与

交渉

解決結果

130万円(80万円UP)

解決までの期間

6ヶ月

解決のポイント

◯相談前
依頼者は,夫の不倫相手に慰謝料を請求していましたが,相手方弁護士から主たる責任は夫にあるなど主張され50万円での解決案を提示されたため,納得できずに相談に来られました。

◯相談後
弁護士は,メールや写真等の証拠や夫からの聞き取りにより,相手方も積極的に関係を持っていたことを確認し,相手方との交渉を継続しました。結果として,現在の家族関係を優先し,相手方が謝罪文を書くとともに130万円支払う内容での示談となりました。

◯弁護士からのコメント
不貞の慰謝料は,交際期間や離婚の有無など様々な要素によって決まるため,証拠を確認したうえ事案ごとに適切な交渉が必要です。

不倫の代償!!元妻の不倫相手に慰謝料300万円を請求しスピード解決した事例

依頼者の属性

40代男性(会社員)

別居の有無

別居中

主な争点

慰謝料

弁護士の関与

裁判外の交渉

解決結果

慰謝料300万円(公正証書作成)

解決までの期間

1か月半

解決のポイント

依頼者の妻は夫に黙って不倫をしていました。

 

妻の不倫に気付いた依頼者は,調査会社を使って不倫の証拠を押さえました。ただ,妻には資力がないため,離婚後に不倫相手の男から慰謝料を取りたいというご相談でした。

 

弁護士から不倫相手に内容証明で慰謝料請求をしたところ,不倫相手は賠償義務を認めた上で分割払いにしてほしいと要望しました。そこで,依頼者の了解を得て公正証書で頭金+分割払いの示談書を作成しました。

 

不倫相手が長年勤めている職場も調査済みですので,滞納があれば強制執行が可能です(実際には完済される可能性が高いと思います。)。

ダブル不倫の結果,クロスで示談した事例

依頼者の属性

50代男性(会社員)

別居の有無

同居中

主な争点

  慰謝料

弁護士の関与

示談交渉

解決結果

150万円(示談金額)

解決までの期間

3ヶ月

解決のポイント

(相談前)

依頼者は,妻が男性とデートしている場面に偶然遭遇し,妻の不倫を知りました。そして,不倫相手の男性(既婚者)に対する慰謝料請求を進めたいということでご相談に来られました。

(相談後)

当初,依頼者は妻と離婚するつもりでしたので,不倫相手に対し300万円の慰謝料を請求をしました。すると,不倫相手の妻から依頼者の妻に対する慰謝料請求がありました。

依頼者は妻と実際に離婚するか悩みましたが,最終的には家族のアドバイスもあり,妻とは離婚しませんでした。そして,不倫相手とは賠償金150万円で合意しました。

弁護士からのコメント)

ダブル不倫の場合,不倫相手の配偶者からカウンターで慰謝料を請求されることがあります。その際,自分の配偶者と離婚すれば,慰謝料の増額事由になりますし,自分の配偶者が不倫相手の配偶者からの慰謝料請求されても助ける必要がなくなります。

しかし,離婚は単純な損得だけで決めるべきではありません。今後の自分の人生や家族にも影響することですので,しっかりと考えていただき,弁護士はそれに沿った解決を目指します。