音信不通の相手方と連絡を取ることができた事例

依頼者の属性

50代男性

別居の有無

別居中

主な争点

離婚

弁護士の関与

交渉、調停

解決結果

復縁

解決までの期間

3年4か月

解決のポイント

・依頼者は、別居した妻との復縁を望み、交渉や調停の申立をしましたが、合意に至らず取り下げておられました。その後、音信不通となりました。
このままでは、離婚もやむを得ないのかと思い、相談に来られました。

・夫婦関係調整(円満)調停を申立て、裁判所を通じて意思連絡を図りました。
また、相手方から婚姻費用分担調停が申し立てられた後は、収入の主張や音信不通期間の子に対する教育費などの事情を説明しました。
最終的には、一定の合意を行い、その後、連絡を取り合うことができるようになりました。

・相手方が音信不通であり、裁判所でも中々、意思を表明しないため、時間をかけて調停の場で話を聞きました。
法的な解決が困難な事案ではありましたが、調停における話し合いや事情の変更により、連絡のやり取りが可能になりました。
長期の別居の場合、離婚となる場合もありますが、粘り強く調停において協議をしたことで、将来のことも考え、やり取りを続けることができるようになりました。